2011年3月22日火曜日

[TGS 2010]3Dキャラクターが激しく躍動する姿は迫力

 TGS 2010のカプコンブースに試遊台が設置されていた「MARVEL VS. CAPCOM 3 Fate of Two Worlds」PlayStation 3/Xbox 360)を,数分という短い時間ながらプレイできたので,簡単なプレイレポートをお届けしよう。

「MARVEL VS. CAPCOM 3 Fate of Two Worlds」ティザーサイト


 本作は,アメリカの二大アメコミ出版社の一つMarvelが版権を持つキャラクターと,ストリートファイターやデビルメイクライといったカプコン作品のキャラクターが共演する格闘ゲームだ。プレイヤーはキャラクター勢の中から3体を選んで,CPU,またはほかのプレイヤーと対戦することになる。基本はお互いに選んだキャラクターのうち1体による1対1の対戦となるが,「パートナーボタン」を使うことで待機中のキャラによるアシスト攻撃ができたり,戦闘中に自由に交代ができたりする点が特徴となっている。

 
 試遊台で使用できたキャラクターは18体。詳細は下のインストラクションパネルの写真を参照してもらうとして,リュウ/チュンリー/ウルヴァリン/ハルクなど,誰でも一度は耳にしたことがあるであろう,両メーカーの人気キャラから厳選されたメンツが揃っていた。なお追加キャラ(関連記事)の「トロン」「X-23」は残念ながら未実装だった。


 今回はブースのスタッフと2回ほど対戦させてもらったのだが,「ストリートファイター4」と同様にポリゴンで表現されたキャラクター(それもMarvelキャラのようなデカキャラ)が,画面内を縦横無尽に駆け巡る様はかなりの迫力。プレイしていて圧倒されてしまった。
 
 見た目の激しい動きから操作難度が気になるが,一般的な操作方法に加えてシンプルな操作方法も用意されているので,簡単操作で激しいコンボを繰り出すことができる。連打するだけで自動的にチェーンコンボが出る攻撃ボタン,コマンドなしで必殺技やハイパーコンボが出せるボタンなどがあるほか,敵を空中に飛ばして連撃を加えるエリアルレイブも,ワンボタンで自動で出せるというお手軽さだ。実際にこの操作方法も試してみたが,適当にボタンを押しているだけでチェーンコンボからハイパーコンボにつながってしまい,あっけに取られてしまったくらいだ。


 一般的(伝統的?)な操作方法でプレイできるノーマルモードでは,攻撃ボタンが威力別に小,中,大の3つに分かれているほか,エリアルレイブボタンはエリアルレイブ始動用の技が出るだけにとどまっている。また,パートナーボタンA/Bというボタンをチョンと押すと,控えのパートナーによるアシスト攻撃が出たり,長押しすると任意のタイミングで別のキャラクターと交代したりする。簡易版に比べてやることは増えるが,腕に自信がある人は,より複雑な動きもできるノーマルモード一択だろう。
 
 ちなみに前述のアシスト攻撃は,キャラクター選択時にα,β,γの3種類から選択できる。例えばリュウの場合,波動拳や昇竜拳といった技の中から一つだけ選択したものがアシスト攻撃時に使用されるというわけだ。


 さて本作は2011年春に発売予定となっていたが,このスピーディであまりに迫力満点な動きを見ていると,すでにほとんど完成しているのではないかと思えた。スタッフに現在の完成度について質問したところ,今回展示されたバージョンでは,システム部分はほぼ完成していて,キャラクターの追加とバランス調整を残すのみということだったので,近いうちに発売日が決定するかもしれない。今後の続報が待ち遠しいタイトルの一つになりそうだ。


「MARVEL VS. CAPCOM 3 Fate of Two Worlds」ティザーサイト



引用元:信長の野望 総合サイト

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